― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年10月3日(金) ]
今年1月2日に91歳で亡くなられたイエローハット創業者の鍵山秀三郎さんは、私の人生に強い影響を与えて下さった方です。私の人生の正に転換点となった著書、「日々これ掃除」を読み返しています。
異業種Gの先輩が、「林、この本(日々これ掃除)を読んでみなさい」と1冊の本を私に渡されました。株式会社ローヤル社長 鍵山秀三郎と表紙書かれていました。当時の社名は株式会社ローヤルでしたが、店舗の名称はイエローハットで、その後、社名もイエローハットに統一されました。
今から30年くらい前のことですが、その本を読んでから1人で車を洗ったり、会社のトイレの掃除を始めました。最初は毎日ではなかったのですが、会社の車両事故が続いたので、「毎日、洗車します」と宣言して全員で毎日洗車することにしました。結果として、今では車両事故は皆無となっています。
トイレ掃除は、基本私は毎日トイレを掃除していますが、働きさんは交代で週に1回、トイレ掃除をしています。鍵山さんはトイレ掃除が有名ですが、実は会社経営においても「気づき」を基本とされており、掃除はその入り口に当たります。毎日同じトイレを掃除しながら、毎日違う「気づき」があるのです。
そのことが仕事に生きており、結果として上場企業にまでなられました。私は何度か山口にある物流センターに行かせていただきましたが、終業時には机の文具類などは全て収納され何もなくなります。その文具類も必要最低限のものしかありません。車もキレイに並べられており、まるで中古車センターです。
私は鍵山さんと何度も中国にご一緒して彼の哲学を学ばせていただきましたので、次回のブログはその辺りを書かせていただきます。
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