― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2024年4月2日(火) ]
今日は仕事で三次市へ行ったのですが、各地の田圃で農作業が始まっていました。昔みたいに鍬を片手にという光景はなく、農作業は全てが機械となっています。先ずは堆肥を散布し、荒起こしをしますが、近頃は畔塗り機械がチラホラ。
我家は営農集団に全ての作業を委託しているので、私がするのは草刈と電気牧柵の維持管理だけといえます。稲はWCS(牛の飼料)ですから、植えて収穫まで殆ど何もすることはありません。これも毎回書いていますが、飯米は買って食べています。ですから、我家は農家ではありますが、農業従事者というよりは農作業者ですかね?
これで日本の農業が守れるのかと考えると、我家は、「農業ではない農業」をしているので守るというレベルでは全くありません。地球温暖化の影響でこれまで栽培していた品種のお米が作れなくなってきていることを皆さんご存知ですか。あの美味しと言われている「こしひかり」の栽培が私の周りでは難しくなっているのです。
昔からお米の味にこれほどうるさかったでしょうか。今では日本全国の銘柄米がスーパー等で販売されていますが、昔はお米屋さんでしかお米の販売はされていませんでした。食糧管理制度で主要食糧の需給・価格を調整・管理していましたので、自由米はご法度だったのです。皆さん、食料管理制度について少し勉強してみて欲しいです。←クリックです
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