視察もいろいろ

[ 2023年2月7日(火) ]

今回は所謂、東北地方に視察に行ったわけですが、東北の方々は我々に非常に丁寧に対応して下さいました。どう表現すれば良いのか分かりませんが、他県でも丁寧な対応なんですが、優しさというか、暖かさというか、響きました。

手前味噌になりますが、私たちの会派では視察に出掛ける時に事前学習を必ずします。勉強したいから視察させていただくのですが、何の事前知識もなく視察するのは先方に対して失礼だと考えています。今回の山形市も板柳町も出来る限りの聞き取りをして下さり、対応して下さいました。これで満足度は確実に上がります。

視察が多いところは、他の市町の議員さんと一緒に合同で説明を受けます。役所の事情も理解できますが、これって視察ではなく、事業説明会だと思います。何度か経験がありますが、自分のものとはなりませんね。やはり本気で質疑応答してこその視察だと思います。ですから、先ほども書きましたが必ず予習と復習がセットとなります。

我が町にも時々、他市町から視察が来られますが、中には何のために来られたのだろかという視察もあるのは事実です。目的地は別のところにあり、視察という名目が欲しいのだろうと解釈しています。かなり前のことですが、北海道栗山町議会の議員さんが三次市に視察に来られました。私の知り合いの議員さんも来られたので三次に挨拶に伺った時のことです。「これから視察報告書を書かなければならないから、御免なさい」と言われたことがあります。

当時の栗山町議会では、視察後直ぐに報告書を書いてFaxだったと思いますが、議会事務局に送ることになっていたのだそうです。記憶違いがあるかも知れませんが、驚いたことを覚えています。庄原市の場合は、視察後1週間以内に提出となっていますが、私は今日、事務局に添付で送りました。