― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2023年1月16日(月) ]
これから書くことは私の個人的な考えであり、会派で議論したものではないことを先ず断っておきます。正直、会派で本気で議論したことはありません。私は雑誌「ガバナンス」江藤先生の「自治体議会学」のススメの読者です。
以前から江藤先生が書かれた議員や議会に関する本は良く読んでいると思いますが、「ガバナンス」2022年7月号から「住民自治を進めるために議員報酬の議論を」がスタートしました。住民自治と言いながら住民と議会の距離は相変わらず遠く、執行機関との距離も遠いと思いますが、議員報酬の議論なんて何事だという住民感情みたいです。
勝手な転載ですが、磯道真氏が「地方議会人」に市区議員のデータとして「議員報酬が高いほど、平均年齢が低かった」、「あわせて、平均年齢が低い議会ほど女性比率が高い傾向もうかがえた」とあります。これは議員の多様性が市区議員では進んできているということではないでしょうか。
江藤先生は、議会は「住民自治の根幹」であるから地域経済における重要な権限を殆ど全て有しているとし、その活動にとっての条件の一つが議員報酬であり、監視・政策提言力アップのための議員報酬の充実は不可欠と言われています。更に、議会は開かれた場であり、地域経営を討議する空間であり、住民自治を進めるのが議会の役割であると。
今日はこの程度にしますが、時々に議員報酬と議員定数について書いていきたいと思います。
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