― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2022年7月6日(水) ]
私が日本を美しくする会(掃除に学ぶ会)を知った当時、「凡事徹底」という言葉は正に流行り言葉でした。イエローハットの創業者である鍵山秀三郎様の「凡事徹底」とは、当たり前のことを徹底的に実践することでした。
「凡事徹底」は、できそうでできません。履物を揃えるということも、腰をかがめて自分の手で揃えるのが基本ですが、中々できないことです。鍵山様は親御さんからあらゆることを徹底的に躾けられたそうですが、その教えを今でも実践されていることに凄さがあります。他人の迷惑になることは絶対にしない、してはいけないとも教えられたそうです。
これらは当たり前の事なんですが、今では当たり前になっていないみたいです。現代の家には玄関に敷居がありません。部屋に畳もありません。敷居を踏んではいけない、畳のヘリを踏んではいけない、どちらも私が子どものころに良く言われていたことです。そうそう、布団の上を歩いてはいけないもそうです。これも今ではベッドになったのかな?
これらには全て理由があります。気になる方は自分で調べてみて下さい。私が全てにおいて「凡事徹底」であるとは言えませんが、できるだけその様に心がけています。その先にあるのは、「喜んでもらう」ということだと鍵山様も言われていますが、私もその味が少しづつではありますが、分かってきた今日この頃です。
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