残念な報道が続いています

[ 2022年7月5日(火) ]

先月から残念な報道が続いており、心が痛みます。広島県外の読者には、「何のこと」って思われるかも知れませんが、文章にすることができません。それくらい、耐え難い出来事です。

いつも私が読んでいる日本講演新聞アーカイブス「未来へ過去を転載して」欄に、今から22年前に書かれた綾心塾 主宰の綾部正哉さんの「1枚のメモ用紙に・・絆を信じて、思いを伝える」という文章がありました。所謂、ツッパリ生徒に先生が「ねぇA君、君はこれから先もずっとこのままでいいとは思っていないのだろう?ねぇA君」と書いたメモ紙を毎日渡したのだそうです。

三か月後、これまでのメモ紙を全て張り付けたノートを生徒は先生の机の上に置いたそうです。全て同じ文章です。綾部さんは、「生徒と先生の絆が見事に花を咲かせた」と表現されていますが、先生の思いの積み重ねが生徒に伝わっていき、心を開いていったのです。絆と表現されていますが、お互いが信頼しあう関係になることです。

殆どパクリみたいなブログになっていますが、最後の部分が本当に素敵です。
教育は、教師、親の感化です。皆さんがかつて習った先生で、「あの先生、よかった」と心に残っているのは、学問的に立派な人よりも、人として温かみのある人だったり困った時に励ましてくれる先生だったりしたはずです。

つまり教師は、人間味を全力で子どもにぶつけて感化するプロでなくちゃいけないし、親はそれ以上に自分の思いを子どもに伝えていく存在でなければならないと私は考えているんですね。と結ばれています。日本講演新聞様、無断転載お許し下さい。