― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2022年3月22日(火) ]
3月議会は新年度予算案を予算決算常任委員会で審査することがメインでしたが、明日の本会議最終日に議場で採決されます。予算決算常任委員会で既に全ての予算案は可決となっていますので、セレモニー的な色彩の強い本会議最終日となります。
予算の修正案も付帯決議もなく、執行機関からの提案がそのまま承認されるわけですが、それだけ義務的経費が殆どで、財源に余裕がないといえます。庄原市の経常収支比率は96.5%(令和4年度予想)ですから、お分かりですね。選択と集中という言葉はありますが、前例踏襲というか、前任者がやっていた仕事を引き継ぐのが役所流みたいです。
だったら議会は何をしているのでしょうか?予算は適正に執行されたいたか、予算に対して事業効果はあったかということを決算審査で審査しているのか?新年度予算案に対して決算審査で指摘されたことが反映されているか?事業効果のない事業を続けてはいないか?今回の私の一般質問でも自問自答的に、議会は執行機関の追認機関かと言いましたが、数の論理があります。
ある議員が私に、「林さんはあれほどラ・フォーレ庄原の増資に対して反対意見を述べながら、最後は賛成するのはどうして」と言われましたので、一括りの補正予算として提案されているので、それでも反対するには修正案を出すしかないが、賛同を得るのはかなり至難であると伝えました。結局は、思い付きの執行機関提案を許してきた議会の慣れとも言えます。
今日もメールで、「あなたの一般質問では、支所と自治振興区をどうするのかというものが見えない」と指摘されましたが、これって執行機関に言って欲しいと、正直思いました。何も具体的に答弁しない、答弁できない執行機関というのも事実です。
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