滅茶苦茶悲しい

[ 2022年3月1日(火) ]

私の予想に反し、ロシアがウクライナに侵攻しました。NATO加盟国は情報を共有していたのでしょうが、一気に首都キエフ陥落を狙ったプーチンの野望は今のところ阻止されている感じを受けます。

核兵器をちらつかせた発言が目立つプーチンですが、歴史に名を残したいのでしょうね。ロシア国内でも戦争反対のデモが各地で行われているそうです。これから経済制裁の影響で物価は高騰し、物資が不足し始めることは容易に想像がつきますから、国民は、「ロシアはプーチンのものではない」と意思表示をすることで、プーチンにブレーキをかけているのでしょう。

しかし、ロシアは国際連合安全保障理事会の常任理事国でありながら、自ら侵略戦争を始めるなんて、狂気の沙汰としか言えない。ロシアの国連大使の自国を守るという発言には、呆れてしまうと同時に悲しくなりました。ヨーロッパの国々は、絶対に第三次世界大戦にしてはいけないという強い決意でロシアと向き合っていますからSWIFTからの排除も早かったですね。

ひとつ私が不思議に思っていることは、ロシアの地上軍は思ったよりも弱いのではないでしょうか。ロシア兵は後ろめたさを感じながら戦っているのか、逆にウクライナの兵士の士気が高いのか、一般市民も戦車の前に立ちはだかっている映像を見ながらそう感じました。これまでの戦争から得た教訓は、「絶対に戦争をしてはいけない」ということです。