― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年12月6日(月) ]
今回の一般質問は私の集大成と言えば大袈裟だが、これまで環境問題をずっと追っかけてきた私たちとすれば、政府の脱炭素に向けた取組は、やっと私たちの時代が来た思いがします。私たちが初めてドイツ視察に行ったのは今から7年前です。
資料室に2014年に書いた、「会派きずなによる、ドイツ視察の目的について」をアップしますので、我々の熱い思いを感じていただきたい。「どうしてドイツまで視察に行く必要があるのか」と多くの議員や職員、市民から言われました。私は予てよりドイツの環境政策は素晴らしいと感じていましたので、現地に行き学ぶことが課題解決への近道と考えたからです。
帰国後は各地で会派報告会として学んできたドイツの環境政策等をお話しましたが、市民の反応はイマイチでした。電気は電力会社から買うものという意識が強く、再生可能エネルギーという話に、「ええ考えじゃ思う」と言っては貰えるのですが、日本国内にイメージできる施設等が殆ど無いのですから仕方ありませんでした。
そこで私たちは、日本国内で先進的な再生可能エネルギーに取組まれている自治体や会社を探し出し、現地に行っては勉強させていただきました。しかし、ドイツの様な村ぐるみとか市ぐるみでの再生可能エネルギーに取組むところはありませんでした。ところが、ここにきて一気に環境問題がクローズアップされてきました。地球号が悲鳴をあげ始めたのです。
今回の一般質問の通告書も資料室にアップしますので読んでいただきたいのですが、「脱炭素」に特化したものとなっています。ですので、質問というより提案というか、庄原市の考え方を聞かせていただきます。先ずは、「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」の表明ですね。
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