― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年11月12日(金) ]
昨夜の「市民と語る会」は、東城自治振興区でした。「東城高校の状況」が地域テーマだったのですが、多くの皆さんから東城高校に関する活発なご意見をいただきましたが、「東城高校は地域に絶対必要な高校だ!」が中心的意見でした。
最初の出足は鈍かったのですが、定刻の7時が近づくと30名近くとなっており、やはり興味あるテーマなんだなと思いました。それと、近藤議長のお膝元ですからね。最初に私が東城高校の校長にうかがった内容を皆さんにお話ししたのですが、配布した資料は県教委に提出したものですから具体的記述が多く皆さんの理解も進んだと思います。
会場には東城高校の卒業生が多くおられ、同窓会活動やPTA活動についてもお話を聞くことができました。更には、自分の子供は東城高校に進学しなかったが、その理由はこうですと具体的な発言もありました。最大の課題は少子化社会と言えますが、一気に解決するものではなく、地元率(東城中学からの)を上げることしか今は見当たりません。
80人枠と言われる小規模校存続の基準ですが、3年連続して全校生徒数が80名を切る様であれば最悪は募集停止、その後廃校となりますが、県教委も地域の意向を伺いながらとも言っていますので、現在76名の全校生徒ですが、地元率を50%に戻せば80名は確保できますので、東城町挙げて取組めば今のところは大丈夫でしょう。問題は、その後も続く生徒減少社会です。
東城高校は東城の中学校を卒業した生徒しか入学してきません。仮に庄原市内の他の中学校から新入生を受け入れ様としても交通の便がなく無理です。昔は、岡山県の哲西町や神石からも入学していましたが、それぞれの地域も小規模校を抱えていますので、町外には出さない囲い込みをしますので今はいません。
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