― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年10月30日(土) ]
10月決算ですので実地棚卸しを行いました。今は全てコンピューター管理ですので毎月棚卸しなんですが、毎月実地棚卸しということにもならないので、年に1回、棚から全ての商品を取り出して検品しながら数えます。
ゼロからの創業でしたので、在庫にはシビアにやってきたつもりですが、知らない間に不良在庫が棚に溜まっていました。在庫は全てお金を出して仕入れた商品ですから、棚にお金が眠っていると言えます。ところが、不良在庫となると販売できない物ばかりで、お金をかけて処分する訳ですから最悪です。不良在庫とは所謂、旧型をいいます。
私は今では会社経営には殆どタッチしていませんので、あれこれ言える立場ではありませんが、活きたお金の使い方をしないといけません。お客様の前に出れなかった商品に対しても失礼です。今から35年前に創業したのですが、個人商店ですから、12月31日に棚卸しをしていました。たった一人で台帳をめくりながら数えたものです。まあ、その程度の在庫だったのです。
ダスキンはフランチャイズシステムを取っており、自分の会社だけが他の会社と違う営業を行うということが出来ない仕組みになっています。ですから、全国一律の料金で同じ商品を扱っています。お客様から見ると、同じダスキンさんとなるのですが、私の様な会社が全国には約2000社からありますが、その規模は千差万別です。
ダスキン創業者の鈴木清一は、「祈りの経営」を実践していました。彼が修行した一燈園にこんな誓いを立てています。「この会社が世間のお役に立たぬ、悪いことばかりする会社でしたら、一日も早くいきづまって会社が潰れるようにしてくださいませ。その代わり働く人が皆、会社の事より社会の事を思う、働きさんでしたら、もっともっと大きな立派な会社にしてくださいませ。」
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