田舎は選挙区域外?

[ 2021年10月21日(木) ]

住む人が少ないということは票が少ないということですので、佐藤公治候補以外は誰もやってきません。それはそれで、静かで良いのですが、本当に地方の声が聞こえているのでしょうか?聞こえていると言っているけどね。

今年の米価はどうなっているんだと農家は憤っていますが、来年の作付けを減らそう、稲作そのものを止めよう、という農家が出てくる気配を感じます。概して、高齢で頑張っている農家さんたちのお話です。更に言えば、イノシシやシカにやられている高齢の農家さんたちの田圃は悲惨なものがあります。そんなところには選挙カーは絶対に行きません!

私たちの地域では景観維持について研究していますが、景観維持の最低条件は、草刈だと思っています。畦畔の草刈もしない耕作放棄地が増えていくと景観は悪くなります。そうすると、不思議なもので地域に暮らす意欲が削がれていき後継者も帰ってきません。そういったことが理解できる中央の政治家はいますか?東京生まれの東京育ちの政治家さんたちばかりじゃないですか。

岩手県花巻市に高松第三行政区 ふるさと地域協議会という団体があることをつい先日知りました。その地域は私たちの地域で考えていることを既に実践され、地域づくり団体として国土交通大臣賞を受賞されています。田舎は田舎のやり方でまちづくりを行うことです。その近道は景観形成による景観維持にあるのではないでしょうか。