危機管理

[ 2021年10月20日(水) ]

北朝鮮がまたしても謎の飛翔体を発射したとの報道があり、岸田総理と官房長官が揃って遊説で東京を離れていたことを立憲民主党の枝野さんが、「危機意識の欠如だ」と発言されましたが、皆さんはどう思われますか?

衆議院選挙を狙っての発射じゃないかという報道もありますが、誤って日本国内に着弾なんてことになれば大事では済みません。そうなると、「危機意識の欠如」ということには当てはまらなくなり、次の一手をどうするかとなります。だから敵基地攻撃能力の保有が必要だという論法はあまりにも乱暴過ぎます。

日本は日米同盟で守られているから大丈夫なんて言う人はもういないと思いますが、だったら、謎の飛翔体が飛んできても何もしないのかと聞きたい。北朝鮮は核弾頭を積んだロケットに特化した兵器開発をしている国ですから徹底的に迎撃不能のロケットを作るのは当たり前田のクラッカーです。だから日本も焦っているのです。

近頃の読売新聞は中国の兵器開発の現状特集みたいな感じで、今日は無人戦闘機でしたが、アメリカも中国も既にAI操縦が人間を上回っていると書かれていました。既に殺人ロボットもできているそうですから、映画の世界が現実のものになろうとしています。そこでもう一度聞きたい、「危機意識の欠如だ」と発言された枝野さん、2011年3月11日はどうでしたか。

中国の動きがどうも変です。私にはそう思えてなりません。「驕れる平家は久しからず」ということわざが日本にはありますが、徹底的に文民統制を行えばどうなるでしょう。