難題山積、どうする

[ 2021年7月19日(月) ]

JR芸備線存続問題と利活用問題はリンクするのか?かんぽの郷庄原取得後は黒字になるのか?小中学校の適正配置の議論はどうするのか?口和の鮎の里は営業再開できるのか?人口減少に歯止めをかけるにはどうすれば良いか?

と、思いつくままに難題を書き出してみたが、まだまだ書けばいくらでも難題はある。コロナ禍で全てを覆い隠しているとまでは言わないが、「コロナ禍で」という言葉で逃げていることは間違いない。私が一般質問でいつも言っているが、「先延ばし」では物事解決しない。民間ではできないことを市役所は担っているのだから。

JR西日本社長は、存廃問題を協議するものではないというコメントを出せれていますが、利用が進まなければ最終的には存廃問題に行きつきます。沿線市町の財政的支援で存続させることも可能ですが、殆どの市町の財政に余裕はありませんし、県や国にお願いしてという過去のフレーズは使用禁止となっています。あなたの税金で延命させて下さい。

日本国政府の体質そのものが借金体質ですので、打ち出の小槌でいくらでもお金は作れます。使い道も決めずにコロナ対策赤字国債を際限なく発行する度胸には敬意を表しますが、誰が返済するのかご存知ですよね。戦前、戦中、戦後という言葉はもはや死語です。時の政権は、お金で票を買うこと=福祉の向上という方程式を編み出しました。

その方程式は既に制度疲労を起こしていながら未だに使い続けている現実とそれを許している国民。質素倹約という言葉も死語かも知れませんが、どうも日本国政府の官僚さんは公僕という言葉を捨てたみたいです。皆さん、捨てさせたのは誰だと思いますか?