市民は不安です

[ 2021年5月12日(水) ]

庄原市内でドンドン増えている新型コロナウイルス感染症の患者ですが、5月10日は17名確認されました。私が危惧していた「自粛慣れ」により、「これくらいは大丈夫」が独り歩きした結果の拡散ではないでしょうか。

私たちには庄原の医療現場がどんな状況なのかまるで分かりませんが、「何で本気で自粛してくれない」との怒りの声が聞こえてくる気がします。「議会は何をしている」というお叱りの電話がかかってきていますが、要は、状況をもう少し丁寧に説明しなさいという不安からのご意見だと思います。つまり、噂話が先行して恐怖心をあおっている状況が見受けられます。

執行機関には昨日の議会運営委員会で、「議員全員協議会」の開催を要望することとしていますが、本来なら、要望する前に開催するのが筋ではないでしょうか。議員は何が起きているのか知らされず、市民の不安にも応えることもできず、何のための議員なのかと言われても仕方ありません。何故なら、「何でも言って下さい」と言ったばかりですからね。

問題は、これからどう対策を打つかです。県の支援を受けてのエリア限定のPCR検査の速やかな実施、飲食店には庄原市独自の休業補償、業種転換するお店には応分の負担金の拠出等、できる限りのリモートワークやオンライン学習により人との接触を極力避ける対策を打ち出すべきです。

今回心配されていることは、世界的に言われていることではありますが、低年齢の子供たちへの感染です。12歳から15歳の子供への接種もアメリカでは始まるみたいです。日本も計画立案すると言われていますが、ワクチンもなく治験もできていないけど、アメリカで大丈夫なら治験せずして接種するみたいです。これは日本政府の守備範囲ですけどね。