庄原市立口和小学校誕生

[ 2020年11月30日(月) ]

今日から12月議会が始まりましたが、「議案第165号 庄原市公立学校設置条例の一部を改正する条例」で多くの質疑がありました。そんな中、生徒の気持ちを良く聞いているのかという訳の分からない質問を繰り返す議員には驚きましたね。

提案理由には、庄原市立口南小学校及び庄原市立口北小学校を廃校とし、庄原市立口和小学校を設置するため、所用の改正を行おうとするものであると書かれていました。ところが、提案された条例文に、別表第1中「庄原市立口南小学校」を「庄原市立口和小学校」に改め、同表庄原市立口北小学校の項を削ると書かれていたのです。

この文章だけを読めば、庄原市立口北小学校が庄原市立口南小学校に吸収されたが如くに感じられるが如何なものかという質問が多かったのですが、確かにそう取られても仕方ないかも知れない文章ではあります。しかし、実際に合併協議をした人たちから伺ったお話では、大変な時期もあったけど協議を重ねていくことでお互いの理解も深まり口和小学校に落ち着いたそうです。

学校の統廃合はこれまでの地域の歴史を振り返ることでもあると私は思いますが、今回の新生口和小学校では、校名、校歌、校章も新たなものにされるそうです。2つの小学校を1つにするという発想ではなく、地域に新たな小学校を誕生させるということと私は理解しています。正に、地域政党きずな庄原の「先人からのバトンを未来(あなた)へ」です!