― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2020年10月30日(金) ]
この前も石破さんのことを書きましたが、やはり石破派は消滅するみたいですね。二階派からも誘われている議員がいるので全員が竹下派とはならないみたいですが、石破さんを除く議員さんは他の会派に移動されます。
結局、石破さんは独りぼっちということになりそうです。今後、総裁選には出ない訳ですから何のための塊か分からなくなったというのが本当のところだろうと思います。意地を張って会派を存続させるよりは各議員が活躍できる場を提供することが得策と決断されたのでしょう。安倍さんに徹底的に打ちのめされた結果といえますが、一種、潔い決断と評価します。
昨日の新聞には岸田派(宏池会)の重鎮であった古賀誠さんが名誉会長を辞任した経緯を述べられていましたが、麻生氏との確執についてはありませんでしたが、自分がいたのでは岸田の目がなくなる可能性が高いから身を引いたというニュアンスであり、菅総裁を思いきりヨイショすることで宏池会から総裁を出す決意を示したものと思います。
石破さんはコテンパンに叩きのめされ、岸田さんは首の皮一枚で残ったと言えるのかも知れませんが、政治の世界は怖いですね。「政治は数」と良く言われますが、自由民主党は考え方が同じ議員の集まりではありません。勝ち馬に乗りたい人たちの集団だと考えた方が正解かも知れません。野党が塊とならないのは、他者を認めようとしないからではないのかと考える私です。
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