― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2020年10月28日(水) ]
昨日は、地域政党きずな庄原のメンバーと庄原市PTA連合会役員の皆さんとで、お茶しながらざっくばらんな意見交換会を開きました。会の冒頭にお互いの組織の活動内容を紹介し、グループセッション「魅力ある庄原市の教育について」熱く語りました。
小学校の再配置計画を巡っては多くのご意見を頂いていますが、役員さんのお話を直接聞いたのは私は昨日が初めてでした。教育委員会は再配置計画だというスタンスを崩さず、しかし、計画は淡々と進めているという印象しかないというご意見には少し驚きました。実際に住民との調整役はPTA役員であったり振興区の役員であったりだとも言われました。
魅力あるとは何か?ということで若干議論したのですが、全国どの学校も同じという均一化ではなく、多様な価値観を持った地域特性を大切にした庄原オリジナルな教育というものを探ってみたいという意見に収斂されました。ただ実際には、広域の庄原と小規模な地域との棲み分けをどうするかという大きな課題もあります。
私は地元の板橋小学校の過去の経緯(実留小学校と上谷小学校との統合)をお話し、地域で子供を育てることにはならない現実や、庄原小学校との校区問題や自治会への加入問題など、学校だけでは解決できない多くの課題があるともお伝えしました。これまでも感じていたことですが、口和と高野は文化圏も経済圏も三次であり、中学校の再配置は慎重にしないと家族で移住となる可能性もかなりあります。多様な学びの場の提供として、小中一貫校も視野に入れた検討もありかなと感じました。
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