相撲の世界も様変わり

[ 2020年8月6日(木) ]

阿炎関が相撲協会の通達を破り接待を伴う夜の街に出かけていた問題で協会に辞表を提出したそうですが、受理されず今日の役員会で結論が出るらしいが、引退は必至とみられています。また、式秀部屋の力士9名が集団脱走したという報道もあります。

照ノ富士関の奇跡の復活優勝で沸いた大相撲ですが、その陰で、阿炎関が仲間の力士たちとキャバクラに通っていたことが判明し、錣山親方が頭に来て場所途中で休場させました。何かとお騒がせ力士だった阿炎関ですが今度ばかりは、ことが事だけに相撲を続けることは無理でしょう。かつては、厳しい指導が当たり前だった大相撲も規律が緩んできたのでしょうか。

式秀部屋の集団脱走もバカバカしいと言えばそうですが、休養中の親方の代わりを女将さんが頑張りすぎたのが原因みたいですが、親方に代わる部屋頭っていなかったのでしょうか。それにしても、お粗末なお話です。大相撲も今回のコロナ騒動だけでなく力士の育成については従来のやり方では通用しなくなってきているみたいですね。

巨人・大鵬・卵焼きで育った世代ですから、相撲は子供の時からとっていましたが、こんな不祥事があった記憶はありません。かつて、相撲取りは子供たちに夢を与える存在であったと思いますが、今では芸能人になったのかも知れません。こんな状態が続けば、公益財団法人を名乗ることも難しくなってくるのではないでしょうか。