― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2020年3月26日(木) ]
ご存じの通り、新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京2020オリンピックが1年程度延期となりました。その発表を待っていたかのように、東京都内の感染者が一気に増えていっています。首都封鎖が現実味を帯びてきました。
東京は外国と私は以前から感じていましたが、このままでは大変なことになりそうです。イギリス並みに人の移動を制限しない限り、拡散は続くのではないでしょうか。結果論ですが、長期化してきて中だるみ傾向にあるとの指摘もあります。感染者が爆発的に増加すれば、医療現場は一気に野戦病院と化します。そうならないためには、移動制限は必要な措置だと考えます。
ベッドや人口呼吸器は製造すれば何とかなりますが、医師や看護師を増員することは無理です。いまある施設・設備・人員で対処可能な防疫体制を取らなければなりませんが、国民の協力が不可欠です。今日も広島市内で1名の感染が確認されましたが、感染していても発症しない人も相当数いるという報道もありますので、目に見えない敵と戦う覚悟が必要です。
昨日、ある老人保健施設に行ったのですが、玄関を入ると直ぐに、「検温をお願いします」と言われました。高齢者が感染すると重症化する率が高いそうなので現場は神経ピリピリです。36度でしたので、次は、アルコール消毒、マスク着用で、関所を通過することができました。今はただ、早期にワクチンが開発されることを祈るばかりです。
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