予算審査始まる

[ 2020年2月25日(火) ]

今日から、予算決算常任委員会(企画建設分科会)で所管課の予算審査が始まりました。水道課、下水道課、地籍用地課、都市整備課の順で審査を行いましたが、限られた財源を活用しての事業ですので、「費用対効果」を問う質疑が多かったですね。

水道課では県内広域化を問う質問があり、令和2年度中に検討するという回答でしたが、各市町の水道料金はバラバラであり、簡単には結論は出せないのではと感じました。しかし、給水人口は年々減少しており庄原市単独で浄水場や送水管の維持管理を行うには、5年に1度の料金改定が必要との見解も発表されたところです。

下水道課についても人口減少社会による利用者減により収入が減り維持管理費が増大するという難題に直面しています。水道も下水道も社会インフラとして重要ですので維持していかなければなりませんが、多くの課題を抱えているといえます。都市整備課が所管する上野総合運動公園の修繕予算では、「3種公認を維持する意味は」という議論もありましたが、夢もなくなります。

庄原市の自主財源だけで事業をすることは不可能です。市民税37億円ほどですので。交付税などの国からの仕送りでやり繰りする訳ですが、これも仕方ありません。そういう制度だからです。ただ、財政が豊かな市町は自由度が高いのは当たり前ですが、ふるさとに住み続けたいと願う市民に応えるのが自治体の責務でもあります。

何とも情けないブログとなりました。