今日は調査会

[ 2020年2月4日(火) ]

「かんぽの郷庄原」問題の調査会を開きます。1回目は現状説明ということでしたが、今回は経営陣にもおいでいただき、問題の核心を聞かせていただくこととしています。

掛け声だけの「オール庄原」とか、「ワンチーム」という気持ちは私にはありません。あくまでも経営陣の本音を聞かせていただき、私たちに何がお手伝いできるかを探ります。庄原市が譲渡を受けるというお話の前にすべきことは沢山ありますし、あくまでも相手があっての交渉です。

執行者も同席しますが、当然ながら議会側と考えが異なることもあるでしょう。「最少の経費で最大の効果」(地方自治法第2条第14項)と地方自治体を運営する基本原則として規定した有名な規定がありますが、提案された事業や予算だけを審査する議会では存在意義がありません。

どこまで踏み込んだ調査会となるのか、経営の独立性もありますので、議会として何ができるのかを真剣に議論し方向性を決めていきたいと思います。調査会が終わると今度は、常任委員会の継続審査である、「ジョイフルとグランドホテルの大規模改修」について経営陣の参考人招致を実施します。

次々に難題が出てきますが、執行者もそうですが、議会が試されているのだと感じます。今回のかんぽ等の問題は、まちづくりそのものに関わる大変重要なものです。庄原市は、「民間企業の問題」として知らぬ顔は絶対にできませんし、してはいけません。