― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2019年10月4日(金) ]
3連覇した名将といえる緒方監督ですが、優勝できなかったことは彼にとっては耐え難いことだったのでしょうか。何かどこかで歯車が狂ったのでしょうが、勝つことが当たり前と言われることの重圧に監督も選手も押しつぶされたのではと想像します。
丸が抜けたことはそれほど影響を与えることではなかったと私は思います。冒頭にも書きましたが、勝つということの重圧は我々が想像できない程のものだったのでしょう。3連覇したカープの勝ち方は、ファンと一体化した勝利が多かった様に思います。ひょっとして応援さえもプレッシャーになったのかも知れません。
選手も気持ちが空回りというか、勝たなければという気持ちが動きを抑制した感じさえ受けます。そんな中で唯一成長したのが鈴木誠也ではないでしょうか。追い込まれても泰然自若としたスタイルには前田以上に隠された気迫を感じました。彼がいたから何とかこの程度で踏ん張れたのかも知れません。
だったら何故、緒方監督が辞任する必要があるのかですが、日ハムの栗山監督は続投が決まり来期で9年目と比較すると、派手さがない地味な監督ということが言えます。大型補強する訳でもなく、育てながら使うという球団方針は理解できますが、絶対的といえる選手は先ほども書きましたが、鈴木誠也だけという貧相なものです。
最後はお金の話になるのかも知れませんが、「浪花節だよ人生は」では、モチベーションはあがりません。丸が巨人にとなれば、「4億出しましょう」では、他の選手も、「カープ球団はこの程度か」と見限ったのかも知れませんね。
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