― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2007年9月5日(水) ]
今日は2名の会社経営者がおいでになり、庄原市の抱える諸問題を議論しました。丁度、M議員も来ていたので4名で、「ああでもない。こうでもない。」と結構、本気モードでやりました。
「議員は何をしょうるん」という素朴な疑問をぶつけて来られましたので、「議員はこれくらいのものです」と、言い訳からスタートしました。庁舎問題でどうしても納得がいかないというお2人だったので、一番最初の設計に係る債務負担行為を可決したことから説明を始めました。この時点で、庁舎建設にゴーサインを出した訳ですから、ここが重要な点だったのです。そして、審議会のお話しや、特別委員会のお話しなどをしました。
言えばいうほど、言い訳に聞こえるから情けないことです。さらに昨年12月の新聞報道の件についての解説と議論。やるだけのことはやったのだが、執行者側(市の幹部達)に敗れたと宣言しました。更に彼らは、この前の中国新聞の報道について、「市民の大半は、あの記事に書かれている通り」と言うので、私達もそう思っているが、「予算の執行停止」ぐらいしか方法がないという、これまた情けない現実を説明しました。
1人は、「もう僕は庄原に住む魅力を感じないし、仕事もないので三次に活動の拠点を移そうと考えている」とまで言いました。三次も色々あることは知っているけど、庄原よりは活力があるとも言いました。ネット環境のことも出ました。教育環境も出ました。
ここまでは、愚痴のオンパレードと言ってもよかったのですが、後半は、夢をお互いに語り始めました。庄原駅前周辺に木質発電所を作って、貨車で木を運び、製材工場からチップができ、山の手入れができるようになり、地元産の木で家を建てる。豊かな自然の中に地元材で校舎を建て、小中一貫教育、他所にない総合高校、農林畜産に特化した大学、これが庄原の教育だと宣言するのです。こんな夢が実現することが庄原が生き残れる道だと思いますが、皆さんはどう思われますか。
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