― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2018年10月2日(火) ]
7月に予定されていた議会報告会が豪雨災害のために中断されていました。中には、「今年は災害でそれどころではない」と断られた地域もありましたが、昨夜は庄原自治振興区の議会報告会を開催させていただきました。話題の中心は、「避難」でした。
前半の1時間は予定していた議会の各常任委員会の活動報告をして、質疑応答。そして、後半は自由討論的な流れになって行ったのですが、「豪雨災害」、「避難所開設」、「避難所運営」という感じで、市の対応の粗末さを問う意見が多く出されました。市民会館と庄原自治振興センターは同じ建物を共有していますが、自治振興センターは避難できる部屋は殆どないのが現状です。
皆さんが避難されたのは市民会館の集会室だったのですが、人数が多くなり大ホールも開放されたのだそうです。今回は市民会館の職員と自治振興センターの職員の連携が上手くいったことで事なきを得たのですが、「あまりにも粗末な避難所ではないか」と多くの役員さんからお叱りの言葉をいただきました。何としても議会で今回の豪雨災害に関する検証を行うと約束させていただきました。
こういった議論が出た背景には、市民会館と庄原自治振興センターの建物をどうするのかという問題があります。過去の歴史を紹介しても切りがないので割愛しますが、庄原自治振興区には自治振興センターが無かったので、仕方なく、市民会館にヤドカリ状態で入っているのです。声を出し続けているにも関わらず、聞く耳持たなかった行政の怠慢といえます。
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