教育民生常任委員会

[ 2007年8月29日(水) ]

本日、午後2時より「教育民生常任委員会」が開催されました。「生活交通体系の整備について」と「閉会中の継続審査案件及び行政視察のまとめ」について協議しました。

「生活交通体系の整備について」は、年間3億以上の補助金や委託料を庄原市は委託事業者に支払っています。このままでは右肩上がりで支出が増える一方となり、財政的に厳しい運営を迫られています。そこで、地域公共交通協議会を立ち上げて適正な生活交通体系を模索するということになりました。いつも登場される県立大学の野原先生が会長です。

地域の足を確保しなければ生活に支障をきたす人々がいるということは理解できますが、湯水の如くに補助金を入れることはできません。どこが適正かということになりますが、地域性も考慮する必要もあり、全地域を同一基準で運営することもできません。白タク特区のお話しもでましたが、運送事業者がいないという条件もありますから、どこでもできるというものでもありません。

来年2月に協議会からの一定の意見が上ってくることになっていますが、上ったときにはほぼ決まっているということが往々にありますので、我々としても警戒する次第です。つまり、私達の意見が中々反映されないということです。何のための委員会かと言いたい私です。実は多くの議員も同じ疑問を感じていますので、教育民生常任委員会は、行動する委員会に変身していきます。

そして継続中の審査ですが、西城市民病院の件について議論しました。私のブログににも書いている通り、公設公営で公営企業法の全部適用、ダウンサイジング、メリハリのある給与改革というところでまとまったように思います。あともう少し細部を詰めて、9月議会で委員会報告を行う予定です。おそらく、明日の中国新聞にこの件は載ると思いますので、皆さんも考えてみてください。