― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2017年4月19日(水) ]
随分前から、「みやざき中央新聞」という宮崎中央新聞社が発行している手作り新聞?を購読しています。私のブログでも何度か紹介していますが、大手の新聞には絶対載らない、感動する記事満載の新聞です。
4月17日号を読んでいるのですが、「個人情報を皆で共有する健全さ」という社説があります。興味のある方は、みやざき中央新聞⇦検索で見本紙を取り寄せていただければと思いますが、要は、個人情報保護はある意味、無関心の輪を広げるという側面もあるのではないかという内容で、情報が地域に漏れた方が良い社会かもしれないと結ばれています。
日本は、90年代後半、「自殺大国」と言われ、年間3万人を超える年が続いていたそうです。そこで、ある精神科医が自殺が極端に少ない地域に目をつけ、何か秘密があるのではと数日間滞在し、気づいたことは、「その島のひとたちは、人の話をきかない」だったそうです。つまり、関心のないことには興味を示さないのです。
また別の島の例として、親密な人間関係はないけれど、孤立する人もいない島の人たちと表現されています。自分では分からないことは、「見て見ぬふりをしない」で、別の誰かに聞いて対処するのだそうです。ということは、とても心優しい人たちの集まりだということが分かったのです。過干渉しないけど、困った人にはとことんということではないでしょうか。
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