― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2009年10月22日(木) ]
昨日の議員研修会の講演は面白かった。政治ジャーナリストの角谷浩一さんという方が講師だったのですが、政局のゆくえと題して多面的考察を加えながら、鳩山政権の裏や表を語ってくださいました。
民主党の政権運営は計算ずくだという講師の発言には驚きましたね。と言うのは、政権樹立まで10年かけているわけです。そして、議論好きの政策好きのの集団でありながら、世論をみながら柔軟に対応することもできている。我々が、素人集団と思っているが、それは大き間違いであるということが理解できました。ですから、政策順位の変更も可能なわけです。
興味深かったお話は、16年前に自民党が下野した時、取った行動です。それは、党の職員を倍増し、女性向けの機関紙リブロを創刊したことです。つまり、広報活動を充実させたのです。そして、橋本龍太郎氏を中心に21世紀の架け橋と題して総括し、分析したのだそうです。だからこそ、その後の自民党政権の復権や省庁再編が可能となったのだそうです。
しかし、今回の民主党に敗れた自民党は、小さくなったようだと話されました。暫くは再生不能ということなのかなと聞かせていただきました。私が一番気になった言葉は、「政治が頼りない」から世の中が乱れたのだと。それは、心の乱れであり、心に訴える政治が誕生する素地となったのだと。つまり、国民が関与しないと政治が変わらない。国民の声が国を動かすのだと。
自民党政治が先送りしてきたことばかりを民主党政治が行う必要がある。それらは全て、心の中にある心の問題だとも言われました。これからの社会の仕組みを作りを考えるのが民主党リベラル政治だそうです。全く私も同感です。
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