要は速度です

[ 2009年10月23日(金) ]

何事もスローペースなのが、今の庄原市。課題解決の時間が異常にかかりすぎます。それは、部長制の廃止が原因の一つと私はみています。課長決済と言いながら、全て上に決済を仰ぐやり方をしているようです。課長が何十人として、その上は副市長が二人ですからね。

どうしてこんなことを書いているのかと言うと、交通渋滞が起きていると言わざるを得ない、現状の庄原市行政の仕組みがあります。まるで速度がないというか、場当たり的対応に終始しているのでは。どこに課長としての権限があるのでしょうか?議会答弁を見ても分かるとおり、最後はだれかさんが言わないと収まらないのですから。

庄原日赤病院の小児科医2名が来年の4月には1名に減るのではということが言われていますが、大丈夫なんでしょうか?どなたに聞けば明確な回答があるのでしょうか。1名の医師は来年3月末で2年契約が切れるのだそうです。その後のことは誰も知らないというのが現状です。代わりの小児科医が来るのか、誰もこなくなるのか。

私はあおる様なことを書いているのではありません。人を呼んできて講演してもらったら、一安心なんでしょうか。具体的に行動するには、どこをつけばいいのか、先頭に立つのが行政ではありませんか。産婦人科医がいなくなって初めて動き始めた過去の経験が活かされていません。誰も正解はもっていませんが、動くことが重要だと思います。それも速度をもって。

庄原市内で自分の子どもを産んで、育てたいというのが親の願いだと思います。駄目じゃろうではなく、みんなで挑戦してみませんか。医師の心に訴えるしかないのか知れませんが、庄原の熱意を伝える活動を起こしましょう。庄原の明日を考える会での取り組みをスタートします。それは、全ての団体と連携して、行動部隊となることです。