ハクビシン(白鼻芯)

[ 2025年7月29日(火) ]

有害鳥獣が夜な夜な出没していますが、監視カメラに映っていた尾っぽの長い小動物はハクビシンでした。1週間くらい前から駐車場に毎朝、キュウリが3本から4本落ちていました。それも傷がつけられているのです。

最初は犬の糞かと思ったのですが、色が黒く虫も湧いており、獣のものであろうと思っていました。毎朝ですから、気持ちが悪くなり友人にそのことを話すと、「ハクビシンです」と即答。調べると、昼間は納屋などの二階で眠り、夜になると果実や昆虫、鳥、小動物、農作物など何でも食べる雑食だそうです。

ネコ科ですから、木や電柱にも登ることができ、電線を伝って民家の屋根や屋根裏に棲みつき、決まった場所に糞をして家屋被害を受けることもあるそうですが、近づくと噛みつくこともあるから厄介です。日曜日に駐車場や家の周りに除草剤をかけたら出なくなりましたが、臭いが消えたらまた出るのかな?

今回初めて知ったのですが、ハクビシンは台湾などから移入した外来生物だそうです。可愛い顔をしていますが、することはえげつないですね。

国営備北丘陵公園特定運営事業(コンセッション)

[ 2025年7月28日(月) ]

いよいよ備北丘陵公園経営に民間の資金、経営能力を活用するコンセッション事業が導入されることになり、実施方針(案)が7月23日にプレス発表されました。

これまで管理運営は国土交通省中国地方整備局が直接行っていますが、令和9年4月頃から1年間の準備期間を置き、令和10年2月1日~令和30年1月31日(20年間)を事業期間として、PFI法第2条第6項に基づくコンセッション事業で管理運営(経営)されることになります。突然ですが、ジョイフルを園内に作ることもできます。

香川県にある国営讃岐まんのう公園も備北丘陵公園と同様にコンセッション事業に移行します。この二つの国営公園は来場者数も多くPFI事業に馴染むと判断されたそうですが、民間からすると全てご自由にではありませんから積極的に手を挙げる企業団がどの程度出てくるかは未知数といえます。

また、事業内容が複雑に絡むことも予想され、P-PFI事業等と組み合わせることも可能かと思います。具体的には、園内にホテルを建設したり遊園地を作ることも可能となりますが、採算が取れるとなればですけどね。中国地方で唯一の国営の自然公園ですから、夢は膨らみます。

過激な暑さです

[ 2025年7月25日(金) ]

どういう形容が良いのか分からないくらい、「兎に角、暑い」。今朝、「草刈をしようか」と思ったのだが、「止めとこう」と直ぐに心変わりした。いつもは誰かが草刈りをしているのだが、今朝は誰一人外に出ていなかった。

「命の危険」というフレーズをアナウンサーは良く使いますが、熱中症で亡くなる人が毎日でていることを考えると危険を通り越して「命の危険」だと頷ける。私は過去に一度だけ熱中症になりかけたことがありますが、もう少しで意識がなくなる寸前でした。自分で制御が効かなくなるのです。

水分補給を小まめにしましょうと言われますが、部屋の中に居ても補給する必要があります。我家の高齢者は中々水分を取ろうとしませんので、スイカで水分補給しています。食事の時もスイカはおかずとして食べています。昔はOS1を飲んでくれていたのですが、ボトルに入っている飲料は全く飲まなくなりました。

明日は高校野球の決勝戦(崇徳対広陵)がきんさいスタジアム三次で行われますが、昨日の準決勝もそうでしたが、この暑さの中で野球をするのは過酷というか過激すぎます。きんさいスタジアムは人工芝ですから天然芝に比べると相当に表面温度は高くなるそうです。午前10時から試合開始みたいですが、予報では30℃です。

この過激な暑さにより、野菜、果物、水稲に高温障害が出てきています。家畜類では、既に鶏卵や豚肉が価格上昇していますし、搾乳牛も乳質や乳量に影響がでているそうです。何と、家畜も熱中症で死ぬこともあるそうですが、対策は限られているそうです。昨年よりも暑い今年の夏です!そして、暑い夏はまだまだ続きます。

あの選挙は何だったの

[ 2025年7月24日(木) ]

近頃の選挙はゲーム感覚になっているのではないでしょうか?SNSで拡散とか、YouTube動画とか、ドラマ仕立てで選挙を身近に感じさせる手法は確かに素晴らしいと思いますが、私には一時の流行りとしか思えません。

石破さんや斉藤さんが何を言っても、「信用できない」と思われてしまっているのは何故でしょう。政治の信頼がなくなってきているからです。つまり、不満が充満しているのです。それが怒りとなり、「自公政権ではダメ」と訴える新興政党(過去の革新系ではない)が不満や怒りの受け皿となっただけの話です。

既に石丸さんの再生の道は飽きられた訳で、あの東京都知事選の勢いはどこに行ったのでしょう。つまり、メイクドラマでないと見向きもしてくれない、特にゲーム慣れした若者には選挙のワクワクする高揚感が堪らないのではないでしょうか。ですから、選挙が終われば自分たちのゲームも終わるのです。

以前のブログにも書きましたが、子どもの時から政治に関心を持たせる外国と違い、主権者教育という言葉だけが先行する日本では、政治に無関心な子どもと教師であるべきという陰謀めいたものがあるのではと勘ぐってしまいます。しかし、今回の参議院選挙は多くの示唆を我々に与えてくれました。

政治は富の再分配という言葉が懐かしい。

それでも石破さんか

[ 2025年7月22日(火) ]

自公連立政権は参議院選挙で大きく議席を落としてしまいましたが、それでも石破さんは続投する模様です。トランプ関税交渉がその大きな続投理由ですが、火中の栗を拾う議員がいないが本当のところみたいです。

衆議院選挙、東京都議会選挙と自民党は負け続けていますが、追い打ちを掛ける参議院選挙での大負けでレームダッグ状態でありながらTKOにもできない裏事情とは何でしょう。自民党が分裂することだけは避けたいが本音みたいです。高市さんの発言が一切出なくなったでしょ。

これから複雑な政党間の交渉が始まる、始まっていると思います。しかし、日本の政治は一向に変わろうとしませんね。民意は、「変われ」だった筈ですが、各党の思惑もあり、様子見が続きます。失われた30年か40年かは分かりませんが、日本は置き去りにされたのではなく、自ら何もしなかったとしか思えません。

国難とか平気で言っていますが、本気でそう思っているのであれば、大連立は時間をかけてでもすべきです。選挙の時だけ浮かれる国民ではダメです。子どもの時から政治に触れさせ、政治は身近なもので、自分たちで考えて行動することが当たり前になっていくことが重要と考えます。諸外国では当たり前のことです。