― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2009年10月9日(金) ]
総領保育所の保護者さんから手紙がきました。公設民営に移行する説明会が突然に始まったそうです。公設公営で満足しているのに、何故、急に公設民営の話しが出てきたのか理解できないという内容です。
私にもこの公設民営化の話は理解できないものです。旧町に一つの保育所は公設公営で残すということだったように記憶していますが、方針変更があったのでしょうか。それにしても、どうしてこんなことになるのでしょうか。降って湧いたような話しだと思います。私は一期目の4年間で3年連続、育民生常任委員会に所属していましたが、総領保育所の公設民営なんて聞いたことがありません。
私は、板橋保育所と実留保育所を統合、更に同時に公設民営による運営を経験していますが、それは大変な作業というか、未知の世界でした。私は基本的に、公設公営こそが最高という考えは持っていません。それは、素晴らしい保育理論・保育実践をする集団がいるならば、株式会社であろうが運営すべきと考えているからです。そうでなかったら、私立の保育所や学校が否定されることになります。
説明会では既に、運営会社の説明も暗に行われたように手紙にあります。どうも、拙速というか、焦りを感じます。これでは、不信感ばかりが増幅していくのではないでしょうか。総領には、他に保育所がないのですから、旧庄原のような訳にはいきません。手紙には、「市はもう少し熱意を持ち時間をかけて保護者・住民との意見交換を本音ですることが必要かと思います」と。
さらに、「市の一方的な民営ではなく、皆が納得した民営の保育所になればよいと思っています。市側の意見ばかり先行するのではなく、もう一年ぐらい余裕をもって民営化に移行されるのなら理解できる部分もあります」とも。いただいたお手紙の趣旨は理解したつもりです。私もこの件は気になっている事案ですので、早速、動きます。教育民生常任委員会でも取り上げるべく、行動開始です。
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