正に衝撃です

[ 2009年7月16日(木) ]

昨日、庄原市の職員が逮捕されました。ニュース番組や新聞報道で既にご存知でしょうが、市民との信頼関係が大きく損なわれました。公僕ということを私は良く言いますが、今回の事件は情けない限りです。

新聞には内部告発と書かれていましたが、以前から噂はあったそうです。内部で慎重に聞き取り調査等を実施されて、庄原署に届け出をし、逮捕となったのですね。そして、夕方から東城支所や本庁の家宅捜索、市長の緊急記者会見が開かれました。あってはいけないことと言いますが、起きたことは事実ですから、今後の対応が焦点となります。

10数年も同じところに配属しているということの問題も指摘されるでしょう。チェック機能は働いていなかったと言われても反論できません。これからの捜査の進展をみないと軽々に発言はできませんが、コンプライアンスの徹底を市長が先頭に立って教育・実践することこそが急務だと考えます。

そして、議会も議員も、どうしてこういう事態になったのかということを独自に調査する必要があると思います。これは、執行者に偏重した議会運営を行ってきたことの結果とも取れる事件であると私は考えます。市民から、「議会の責任は」ということも出てくるのは当然です。これは、議会も襟を正せということの啓示ともいえます。

午後1時から緊急の議員全員協議会が執行者の要請により開催されます。問題は、その後の議会としての対応です。速やかに、調査特別委員会を立ち上げ、執行者と共に真相究明、今後の対応について協議すべきです。議会と議員が試される時がきています。