― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2016年6月21日(火) ]
今日は三次市議会で、午前10時より高校の後輩の山村議員が、甲奴にできる健康増進施設に薪ボイラーの導入を考えてはどうかという質問をすることになっていたので、傍聴に行ってきました。
検討段階では木質バイオマスの利用も選択肢の一つだったそうですが、ヒートポンプ方式の採用がほぼ決まっている今となっては検討の余地なし的な答弁でした。庄原市の私が言うのも何ですが、甲奴には熱心に木の駅構想で活動されている人たちもいるのですから、もっと地元の森林資源の利活用を積極的に進める考え方もあっても良いのではないでしょうか。
北広島町の例にもありますが、木の駅から出た材を地域通貨で買い取り、甲奴の商店街で地域通貨を使えば経済循環が起き、商店街と地域の活性化にもなります。更に、山村議員も言っていましたが、木質バイオマスによりCO2が削減できる訳で(これが重要)、ヨーロッパでは当たり前の考え方が日本では未だに定着していないですね。
私の個人的見解として、庄原市でもいつも感じていることですが、執行者側が一旦決めたことは覆らないということです。ヒートポンプ方式がなぜ優位なのかという説明はありませんでした。24時間運転しなければならないという明確な答弁もなかったように思います。24時間運転エコキュートは、決してエコではなく夜にも発電する原子力による電気を消費する必要からです。
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