消防議会でした

[ 2016年5月26日(木) ]

本日の備北地区消防組合議会に財産取得として消防ポンプ自動車(科学車Ⅱ型)1台を47,844,000円で取得する議案と、災害対応特殊消防ポンプ車1台を29,808,000円で取得する議案がが上程されましたが、高いと思うか安いと感じるか、さて、皆さんは!

高級な外車の価格を考えると、安く感じます。乗用車であれば、人を乗せて移動するだけの機械ですが、消防ポンプ自動車などは、多くの人の共通した利益を守ることが使命といえます。更に言えば、消防ポンプ自動車はそれぞれのエリアの消防署が必要とする装備を積み込んだオリジナル車だということが言えます。ですから、架装は全て手作りです。

当然、消防の特殊車両は入札で落札されるのですが、特殊車両には定価がありません。今日も、〇〇ポンプがどちらも落札しているという会話が聞こえましたが、別段、問題があった訳ではありませんから、ご心配なく。どしても、こういう特殊車両は長年の実績というか、製造のノウハウがものをいうのも事実です。

三次市議会選出の消防議員は4月3日に市議会議員選挙がありましたので、大幅な入れ替えがあり、9名の議員中7名が消防議会初デビューでした。今年度は消防議会として初めて研修費が予算化されましたので、消防ポンプ自動車の仕組みや架装の実態も視察研修してみたいと考えています。分からなければ、勉強します!