― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2016年5月17日(火) ]
どうも、来年10%に上げる予定の消費税は、諸般の事情から無理みたいですね。結局は、参議院選挙に影響があるという判断に傾いてきているのだと思いますが、問題は、延期の理由をどうつけるかです。
熊本では未だに余震が続き、復興にかかる時間の長期化は避けられなくなってきています。しかし、馬鹿の一つ覚えみたいに、「リーマンショック云々、東日本大震災云々」と言い続けていながら、「やっぱり消費税は据え置き」なんて発言、できなくなってしまいますよ。残るは、伊勢志摩サミットでの世界的な経済の減速に対応で逃げますか。
どの国も経済対策では手詰まり感で、打つ手がないというのが本音みたいです。中国のチャイナマネーが世界中を席巻していますが、中国国内の経済もブレーキが効いてきて嘗ての勢いはありません。安倍さんが、財政出動と各国を説いて歩きましたが、景気浮揚には相当な財政出動でないと効果は低いと思います。景気は悪いけど、不景気とは違うと私は思う。
全てにおいて成熟社会となっていることを考える必要がある。世界中が金あまりで、その行き先を探しているからだ。ガソリンで走らない車がドンドン売れればガソリン価格は下落する。物が動かなければ消費税の意味もなくなる。30兆から80兆と言われているタンス預金を引き出す方法を考えた人はノーベル賞!
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