箱ものが多いこと

[ 2016年2月26日(金) ]

近頃、各市町の箱ものをどうやって減らすかという新聞記事が目につきますが、庄原市も県内でも1・2を争うほど箱ものを持っています。大きなものでは、学校、体育館。数の多さでは、集会所ですね。

集会所は、地元協議が整ったところから地元に無償譲渡するというのが基本方針です。問題は、各地の集会所がどういう経緯で作られたかということなんです。旧町時代に、土地代も建物代も全て公費から出した集会所もあれば、旧市でも各種補助金を使いながら地元負担も入れて作った集会所なども存在します。土地も地元の土地であったり市の土地であったりします。

休校していた学校施設もかなり整理が進み、4月から普通財産になります。借りたい人や企業があれば、ドンドンお貸しします。購入したい方には売りもします。もう、これ以上の経費はかけないというのが本音ですが、企業誘致につながれば、改装費程度は市が負担する可能性もあると思います。

これから大問題になってくるのは(今でも課題だけど)、空き家です。個人の空き家は、その所有者が整理されないと、税金だけの問題ではなく、危険建物となります。良く考えると、無償譲渡してもらった集会所だって空き家になる可能性は高い訳で、良く考えて貰わないと大変なことになりますよ!タダより高いものは無いってね。