― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2015年12月11日(金) ]
2017年4月から消費税10%アップと同時に軽減税率の導入をと主張する公明党と、なるべく税収を確保したい自民党の間で、綱引き(折衝)が行われています。安保では協力したのだから、軽減税率では公明党の言う事を聞きなさいなのかな。
何の為の消費税アップか分からなくなるのではと私は思います。対象品目をドンドン拡大しているみたいで、お昼のニュースで、1兆3000億円規模になるのではとの報道に、愕然としました。来年7月の参議院選挙が戦えないということみたいですが、私からすると、この迷走は、国民には理解できない政争と映ります。
消費喚起で景気浮揚を狙うにしては、逆行するのではないでしょうか。年金が少ない人には3万円のバラマキをしますよとも言っていますが、財源はどうなるでしょうか。選挙が終わるまでは何とか国民を誤魔化しておこうと言う魂胆かも知れませんが、そんなに国民は馬鹿じゃありません。
海士町では、町が本気で財政再建団体にならない様に身を切るなら、住民も身を切ろうということで各種補助金などを辞退した事例もあります。払うのは少なく、貰うのは多くでは計算が合わなくなりますが、現政権が行っているのは、正にそのものです。打上げ花火はボンボン上がっていますが、それが実感できない中山間地域で働く日本人です。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |