― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2015年7月28日(火) ]
来年夏の参議院選から、合区が実施されることになりました。詳しくは、←クリックしてお読みいただきたいのですが、お隣の鳥取県と島根県の選挙区を一緒にするということです。これって、変ですよね。
私は道州制を導入すべきとの立場を取っていますが、枠組みをいじらずに、1票の格差是正には甚だ疑問を感じます。この論法でいけば、人口の少ないところには議員は要らないということになります。現在の選挙制度は不備だれけと言われていながら、先送り先送りで、根本解決しないことは全く理解できません。
国会議員の数は削減したくないという魂胆が見え見えじゃないですか。口では抜本改革と言いながら、延命策でしかありません。もっと言えば、参議院の存在価値を貶めることになることは間違いありません。附則で次の次までには絶対に改革するなんてことを謳っているみたいですが、今ができないのに次にできる訳がありません。
道州制の議論は進んでいませんが、もう小手先の改革ではこの国はもちません。憲法解釈も閣議決定でどうにでも変えられるという程度の内閣だから、何でも好き勝手にされるのでしょうが、この国を憂う多くの国民の誠を汲み取る度量までも失って欲しくありません。正に、おごりではないでしょうか。
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