「チップ発電」動き始める

[ 2015年6月19日(金) ]

昨日、神石高原町の牧野町長から神石高原町の地域おこし協力隊員の徳田さんに、「チップ発電所を作るための協議会を設立しないさい」との業務命令が下りました。そして、私もアドバイザーとして参加して欲しいと要請されましたので、快諾しました。

私と神石高原町とのご縁が出来たのは平成22年ですから、5年から通ったことになります。最初は、「地域サポート人ネットワーク」の設立総会に参加したことがきっかけでした。「良き出会いを」と言われますが、その時に牧野町長と出会ったことで私の議員活動がより具体的なものへと変わっていきました。つまり、過疎に正面から取り組むことを決意したのです。

神石に通いながら、地域おこし協力隊員制度の勉強、木村俊昭さんとの出会い、海士町の山内町長との出会いなど、本当に多くのことを学ぶことができました。そして、過疎にどう歯止めをかけるかと模索する中から、山の中に小規模のチップ発電所を作るというアイデアが出てきたのです。過疎地にあるのは豊富な森林資源です。

それから猛烈に勉強を始めたのですが、直ぐに、現状の林業経営形態では持続的な発電は難しいことに気づきました。施業のやり方、高性能林業機械や最先端の発電機器などを研究することで、発電が可能と確信が持てたのは、昨年の会派によるドイツ視察です。これから、神石と庄原で協議会を設立していきますが、中山間地域のモデルとなるべく頑張ります。