県庁に行ってきました

[ 2009年2月19日(木) ]

昨日は初めて、広島県議会を傍聴しました。傍聴は報道関係者ばかりで、一般県民は私1人だったのではないでしょうか。知事の施政方針発表だけの議会でしたので、午後11時過ぎには閉会となりました。

広島県議会の議場はカーペットがブルー系で、傍聴席のカーペットが赤なんですね。政治は全て赤じゅうたんと勝手にお思い込んでいましたので、少し「何で」って1人思った次第です。66名の議員さんが全員揃って、執行者側の人も相当な数ですので、このセレモニーのためだけに集まるって何なんだろうと感じました。これが議会の権威なんでしょうね。

それから知り合いのところを回って、要望活動をしてきました。県も税収が落ち込んできており、言葉では「厳しい」ということになっています。厳しい時こそ、選択と集中を実践してもらいたいものです。それと分権改革のお話しも知事はされていましたが、中途半端な改革ではなく、県と市町がギブ&ギブの関係になれるような改革をすべきですね。

県と市町の連携と言う言葉を何度も使われていたのですが、どうも本市との連携はあまりよくないのではと私は感じています。県は、市が駄目といい、市は、県が介入するという。こんな関係では連携とはいえないのではないですか。つまり、大人の関係になっていない、駄々っ子はどっちなの?私が県に行くと何でもよく教えてくださいますが、どうなんでしょうか。

地方自治法の改正で首長の権限が強化されましたが、議会軽視と思えることが行われているようにも感じます。権限(権力)の使い方というか、醸成されたものがないからだと思います。それぞれが切磋琢磨していけるように、それこそ政治が機能しなければなりません。広島県議会と庄原市議会、どちらが先に議会改革を実践できるか、本気度の問題です。