― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2015年5月31日(日) ]
昔から「屋」がつく商売は我慢強い商売人でないと務まらないと言われていましたが、今では廃業の危機に立たされている業種になっているみたいです。信じれないかも知れませんが、煙草屋も存在していました。
つまり、許可をもらって商売をしていた業種です。規制緩和で、確か、届け出制になったお蔭で、コンビニやスーパーなどでお酒やお米の販売ができる様になり顧客は個人商店から離れていきました。ドラッグストアやホームセンターまでもが何でも販売する時代になりましたので、商店街と呼べるまちは無くなりつつあります。
買い物弱者と呼ばれる人たちがドンドン増えていますが、まちの中の高齢者の方々も大変みたいです。歩いて買い物に行けない、まちの中であってもタクシーを呼んで買い物に行く高齢者は確実に増えています。周辺部の山の中の集落のことと思っていたことが庄原市役所周辺でも起きてきているのです。
次代の流れといえばそうかも知れませんが、屋がつくものを挙げてみると、風呂屋、呉服屋、本屋、八百屋、魚屋、鍛冶屋、靴屋などがありますが、庄原市内でも廃業された方も多いのではないでしょうか。ショッピングセンターがあるから良いじゃないかと思われるでしょうが、まちに住む人の連帯というか、伝統や文化も消えて行っているみたいに感じます。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |