意見交換

[ 2009年2月10日(火) ]

今日は久々にN田社長と昼食をとりながら意見交換を行った。お互いに、「厳しいのう」という意見に落ち着いたのだが、「人にはお金を使えという人が使わないのではないか」という意見の一致もみた。

何が厳しいのかというと、お金を使う人が少なくなってきているということです。つまり、余裕がないわけですね。そこで、どうやったら景気が上向くかということを話し合ったのですが、妙案はありません。とどのつまりは、堂々巡りです。こんなことを書くのも何ですが、我が社も不景気の影響をもろに受けています。

製造業の在庫調整が一段落したら景気回復はあるのかですが、難しいと思われます。情けない話ですが、どうも「決め手」が見つかりません。N田先輩も、「じっと我慢」かのうと言われていましたが、今の状況を分析して、次の一手を打たれるのだろうと思います。企業は黒字を出してナンボの世界だと言われていましたが、正にそうです。

役所は二次補正だと言ってお金が来ますが、企業には、特に中小企業には「はいどうぞ」なんてお金はやってきません。借りたら返さなければならないので、自主廃業という整理に落ち着くことも増えているようです。キムチに活路を見出そうという土建業も現れていますし、介護タクシー分野に特化して土建業を整理される会社もあるように聞いています。

「兎に角、九時を過ぎたら客がおらんようになった」という先輩の言葉は非常に実感がこもっていました。庄原市内は、午後6時を過ぎたら誰も歩いていない訳ですから、勝負以前の問題ですね。そんなことより、我が社の景気刺激策を考えなければ!