― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2015年2月10日(火) ]
2015年度の農林業センサスを書いたのですが、これでは農家ではないと強く感じました。1年間に何日程度農業に従事したかとの問いに、考えてみると、田植えに半日、営農集団のモミ運びに1日、後は草刈りだけでした。
今年からは僅か2反ばかりですが、全て飼料稲にしますから営農集団での作業が増えるかもしれません。まあ、増えても1日程度だと思います。私の周りはみんなこの程度の農家です。しかし、我家にはトラクターと田植機はちゃんとありますし、草刈り機は自走式を含めて4台所有しています。
本当にこんなことで強い農業なんて実現できるのでしょうか。田舎に暮らすには、農業ではなく草刈りに殺されそうです。もう少し暖かくなってくると草刈りシーズン到来です。環境保全という観点からすると、農作物は作らなくても水路の維持管理や田圃の適正管理を怠ってはいけません。
各地に野菜の産直市場が作られていますが、野菜が集まらなくなっています。JAは準組合員を死守したことで政府と妥結したようですが、妥協の産物でしかありません。農業をやりたい人が農地を自由に使える様にしてあげたいのですが、放棄された時を想定するので、やはり、先祖からの土地と言う私もいます。
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