研究成果発表会

[ 2015年1月29日(木) ]

今日は午後から会派で、広島県立総合技術研究所による研究成果発表会に行ってきました。大昔、三次の林業試験場に行ったことはありましたが、木材加工の研究で大きな成果を上げておられることを初めて知りました。

驚きは、CLTの技術開発のメンバーであるということでした。日本の建築基準が変わるだけでなく、山から多くの材を伐りだす可能性が高くなる訳ですから、CLTには大いに期待しています。私が下手な説明をするよりもクリックしてご覧になって下さい。何と、将来的には30階建ての建物を作るつもりとか。

木材の不燃化技術についての研究は既に成果が出ており、もう少しで実用化というところまで来ていました。無垢で内装材に使えるということになると、県産材のスギやヒノキが活用されることになります。この技術は木が材料として使える分野が広がることを意味します。燃えにくい木材の誕生です。

それにしても林業のすそ野は広いですね。木の持つ応用力というか、加工のし易さに感心しました。将来的には、建築物の内も外もオール木材ということが実現する気配が濃厚です。まるで、REGOの世界です。残るは、山から木をいかに労力をかけず安全に出すかです。