観光の産業化

[ 2015年1月8日(木) ]

前々から観光を産業化したいという趣旨の発言を繰り返している私ですが、いよいよその準備に入りました。議会の中に特別委員会を立ち上げようと考えていますが、その前に有志による勉強会を立ち上げることにしました。

人が来てくれて、楽しんでもらって、地域は元気になり、特産品開発にも成功し、広域で滞在して周遊する観光地を目指します。これは個人の発想や行動だけでできるものではありません。束ねる人間が必要です。庄原市に徹底的に不足しているのは、マンパワーです。であるなら、集まって来てもらいましょう。

観光は産業となり得る素晴らしい取り組みです。観光の目玉は雄大な自然です。我々が何とも感じていない風景が実は大きな財産なのです。使い古された言葉かも知れませんが、活かしていないから財産となっていないのです。中国の桂林は山紫水明の地として多くの外国の人たちが訪れますが、庄原には桂林に勝るとも劣らない雄大な景観があります。

利用客が少ない芸備線の沿線には一級の観光資源が眠っているとは思いませんか。私は中国人の観光客をメインターゲットと考えています。欧米の観光客に比べると中国の人たちは多くのお金を消費してくれます。庄原の売りは、安心安全です。お米、野菜、肉、空気、水、そして、おもてなしです。

直ぐに答えは出ないのが当たり前です。 最低、10年先を見据えた戦略が必要です。