― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2008年12月24日(水) ]
昨夜、NHKテレビを何気なく見ていたら、「フルスィング」という番組が始まった。プロ野球界で、伝説の打撃コーチと言われた高畠導宏さんの実話のドラマ化である。何と、58歳で高校教師になったのです。NHKの宣伝です←クリックです。
黒板に大きく「夢」と書いて、「お前の夢はなんじゃ」というところから一気にドラマに引き込まれていきました。教育実習の初日です。実は私は学習塾を経営して、自分自身は英語を小中学生に教えていました。塾をたたんで、もう6年が過ぎますが、あのころの自分を思いださせてくれました。私は中々ほめるということが苦手な先生でした。ついつい、怒ってばかりだった気がします。
プロ野球時代に多くの名選手を育て上げた手腕は、並大抵のものではありません。長所を伸ばす指導方法、体ごとぶつかっていく熱血漢。一人ひとりの生徒の写真を撮ってノートに貼り付け、名前や将来の夢、一口コメントを書き込むやり方。私も毎回、授業後にノートに記録を書いていましたが、 ここで来客。
ここまで徹底したものはしていませんでした。私も時として授業を止めて話しすぎることがよくありました。人間教育というか、勝手な人生論を話していました。子供の将来に少なからず影響を与えるのが、教育者です。今でも町で会うと、「先生」って呼んでくれますが、子持ちのお母さんやお父さんになっています。人を教えることで自分も鍛えられました。
今晩も必ず見ます。私はNHKの回しものではありませんが、是非、ご覧いただきたい番組です。
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