修正案で可決

[ 2014年12月12日(金) ]

本日の議会で、バイオマス関連の補助金返還に関する補正予算の採決が行われました。特別委員会に付託されて審査されていたのですが、返還する財源を一般財源からとすべきという修正案が委員会より提案されました。

委員長報告は、およそ1時間に及ぼうかという程の長文でしたが、これまでの経緯を綿密に調査し、委員会での協議、執行者との議論経過などを客観的に報告されました。そして、行政責任が存在するという一定の総括がなされたのです。その上で、修正案の賛否が問われ、全員賛成で修正案が可決されました。

全員賛成と書きましたが、何人かの議員は異を唱えたみたいですが、議会としての判断をすべきという意見が多数を占めたことを受けて全員が賛成しました。委員長は、これから議会としての責任についても引き続き特別委員会で議論していくことも明言されましたので、3月議会で一定の報告があるものと思います。

12月19日に返還することも決まったようですので、年内に大きな山を越すことができますが、多くの課題も残されているのも事実です。事業は起こすときは割と簡単にできますが、仕舞う時には起業とはけた違いのエレルギーが必要になります。私の過去の経験からすると、残ったのは借金だけでした。