― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年11月30日(日) ]
岩手県紫波町では、「オガールプロジェクト」なるまちづくりが行われいます。このプロジェクトは、PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)・・・公民連携による民間の提案を活かした事業となっています。
実は紫波町では、平成10年に紫波中央駅開業に合わせて公共施設用地として10.7haを28.5億円で先行取得していたのですが、所謂、塩漬け状態で8年以上手つかずだったのです。そこで、平成19年 東洋大学とまちづくりに関する協定を締結し、平成21年 公民連携基本計画を策定、オガール紫波株式会社を設立しプロジェクトが動き始めました。
簡単に説明すると、町有地の利活用について、民間からの自由な提案を募った上で、財政負担の最小化と住民サービスの最大化を図る計画を策定しました。その手始めが、岩手県フットボール協会の誘致に成功し、フットボールセンター完成。次は、官民複合施設オガールプラザ(産直市、居酒屋、学習塾、歯医者、図書館等)の完成。これらは、PPPによる整備です。
バレーボール専用体育館、宿泊棟やコンビニなどを備えたオガールベースが今年7月にオープンしました。更に、25年10月からPFI手法による役場庁舎の建設が始まっています。まだまだ、複数の事業が同時進行で動いています。公民連携基本計画の中にある開発理念は、都市と農村の暮らしを「愉しみ」、環境や景観に配慮したまちづくりを表現する場にするとなっています。
つまり、エコタウンをめざしているまちです。キーワードは、一点豪華主義! 分かるかな?
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