議会改革となるのか

[ 2014年11月18日(火) ]

今日の議会運営委員会では、政治倫理規定の具現化についての議論が大きなテーマであった。元々は、利益を期待して議員活動をする議員の扱いを如何にするかということからスタートしたが、何となく補助金との絡みにフォーカスされてきている。

これで本当に議会改革に資する議論となるのかと私は不安を覚えたので、本当に来年3月末までに内容のあるものが出来上がるのか甚だ心配だと申し上げた。議員に成って儲けてやろうなんて議員が今の庄原市議会にいるのでしょうか?儲けたいなら他の仕事を一所懸命した方がよっぽど儲かりますよ!

あなたは議員としてこの部分が倫理規定に抵触しますと言われて、「はいそうですか、ではその役職を辞します」って言えばそれで済む問題でもないと思います。「長にならず、後ろで動かせるだろう」なんて議論も出たりして呆れました。その程度の議会改革意識で議論するのであれば、やった格好だけというものです。

市民が望んでいる議員像に大きな開きもあることも事実です。そんな多様な意見を頂く場として、第三者による委員会設置も必要ではないでしょうか。選挙でしか議員を選べれないのではなく、市民が積極的に関与して倫理規定を作ることだって可能です。まちづくり条例で規定すれば私はできると思います。市民の憲法に命を吹き込むのです。