― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年9月18日(木) ]
今日の一般質問の取は同じ会派の五島誠議員でした。会派で視察に行った水源の里条例を制定している綾部市をイメージして通告したのだろうと思いますが、しょうばら一番とリンクさせたことで複雑になりましたね。
概念的な話は相当に摺合せをしていないと話が前に行きません。限界集落でも楽しく暮らす綾部市の古屋地区の人々の暮らしぶりがうらやましかった私たちですが、では、どうやってその暮らしぶりを説明するかと言われれば悩みます。実際に現地に行かないと分からないから私たちも行ったのですから。
長年住んでいる地域には誰もが愛着があります。特に田舎に暮らす人々は自然の中で自然と共生して生きてきた訳ですから、愛着の度合いも桁違いと思います。田舎は不便で暮らしにくいと勝手に私たちが評価を与えますが、正に「要らぬお節介」ではないでしょうか。古屋地区の平均年齢が90歳近いお婆ちゃんは決して特別ではありません。
前市長の四方さんが、「一人でも暮らす人がいるのであれば、集落は残す」という理念で行政運営に当たられていたのです。楽しいことをするんだ、必要とされる人間なんだと、生きる力を行政が注入してきたのです。これこそ、お役にたつ市役所の真骨頂ではないでしょうか。
今回の質問は、五島議員のライフワーク的テーマになる気がします。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |